引越し難民の問題
引越し難民という言葉は、引越ししたくても出来ない人たちのことを言います。
ここ最近は、3月の繁忙期に引越ししようと思っても、引越し業者が見つからないことがあるのです。
繁忙期には引越しの件数が多くなりますが、それは毎年のことです。
それなのに今更なぜ、引越し業者が見つからないほど現場が混乱するようになったのでしょうか?
2018年頃から春の引越しシーズンに引越しの予約すら出来ない現象が問題になりました。
この主な原因は、引越し業務は仕事がきついため慢性的な人手不足と、物流の大幅な変化による大型トラック運転手の減少です。
これに加えて2019年は大手の引越し業者の子会社が引越し料金を過大請求したということで国土交通省の行政処分を受けたため、さらに多くの引越し難民が出ると予想されました。
引越し業者から見積りすら取れない、もし見積もりが取れても引越し費用が異常に高いなどで引越し難民となったのです。
ですから、最終手段としては繁忙期を避けるような方法を検討してみましょう。
先に必要なものだけを新居に郵送したり、先に必要な人だけが行き、あとから家族が引越しするなど時間差で引越しする方法を検討してみてください。